法人のお客さま総合 > サービス分類で探す > データネットワーク・NWマネジメント > IPv6 > IPv6 グローバルコミュニティ > 技術解説 > IPv6マルチキャスト

IPv6 グローバルコミュニティ
IPv6マルチキャスト

IPv6 Global Community

Multicast

3. マルチキャストを利用した配信サービス

これまで説明してきたIPv6マルチキャストは、即時性・平等性が高い大規模配信が可能であるという特徴を活かして、さまざまな配信サービスに適用されています。

3.1 マルチキャスト映像配信

IPv6マルチキャストの利用が最も期待されるサービスのひとつが、映像ストリーム配信サービスです。これまでのユニキャストによる映像配信サービスでは、視聴者数におおよそ比例した配信コスト(配信サーバー・ストレージ・配信用ネットワークなど)が必要となり、数万人オーダーの同時視聴が見込まれるイベントのライブ配信やデジタル放送のIP再送信などを、リーズナブルな価格のサービスとして実現することが困難でした。IPv6マルチキャストは、配信コストが同時視聴者数に依存しない配信方式であるため、今後の地デジ再送信、ハイビジョン映像やマルチビュー映像といった高品質な大規模映像配信サービスには不可欠な技術となるでしょう。
ひかりTV(株式会社NTTぷらら提供):http://www.hikaritv.net/

3.2. マルチキャストファイル配信

IPマルチキャストを利用した大規模配信は、映像ストリームだけでなく各種データファイルの配信にも利用されています。コンビニや学習塾など、日本全国に〜数千という多数の地域拠点・フランチャイズ拠点を持つ企業では、情報の集中管理と同時に、全国に散在する拠点への迅速な情報展開が必要とされています。 コンビニではPOSデータをはじめ、各店舗に設置された情報端末で提供するイベント・ツアーなどのチケット情報が、学習塾では有名講師の講義映像や講義の板書内容などが日々データファイル化され、それらのデータを全拠点に随時展開することで、全拠点で同等のサービスが提供できています。このような、タイムリーで平等性を必要とする大容量・多拠点へのデータファイル配信には、マルチキャストは非常に適した技術と言えます。 パケットの完全到達を必要とするファイル配信サービスを、到達保障のないUDPベースのIPマルチキャストで実現するため、NTTコミュニケーションズでは高信頼マルチキャストプロトコルを利用したファイル配信ソリューションに取り組んでいます。
 IPv6リライアブル・マルチキャスト:http://www.ntt.com/ict/trend/article/future/multicast/

3.3. リアルタイム情報発信

IPマルチキャストは、大容量データの配信に限らず、緊急性を要するデータの多拠点配信にも大きな力を発揮します。このようなデータ配信の代表例に、2007年から一般に供用が行われている緊急地震速報があります。緊急地震速報とは、地震発生直後に震源近くの地震計で観測したデータを解析して得られる震源や地震の規模に関する情報から、気象庁が推定した各地の主要動の到達時刻・震度情報を、全国各地に伝えるもので、地震災害の軽減が期待されています。緊急地震速報では、気象庁からの情報を全国各地に可能な限り素早く、かつ平等に配信しなければなりません。NTTコミュニケーションズの緊急地震速報配信サービスは、IPv6マルチキャストを採用し、ユニキャスト配信に比べ効率的で遅延の少ない配信を実現することで、1秒を争う緊急地震速報の速報性を向上させています。
 緊急地震速報サービス:http://www.ntt.com/jishinsokuho/spec.html

 |  | 3

お問い合わせ/お申し込み 資料請求

このページのトップへ

お問い合わせ/お申し込み 資料請求

お電話

サービスのお問い合わせ 法人コンタクトセンター 0120-106107 受付時間9:00〜17:30(土日休日を除く)